事業紹介

切干大根

産地名

宮崎県

切干大根

干したばかりと収穫前の切干大根
干したばかりと収穫前の切干大根
今年も切干大根の生産現場を見学しに宮崎県に行ってきました。大根を約24時間天日乾燥させることで「切干大根」になっていきます。今回は干した当日、翌日、収穫、袋詰め、の一連の作業を見学することができました。
生の大根をカットして干したすぐの状態と収穫前とを比べると水分量が全く違います。
天候不良によって赤みがでたり、風味が落ちてしまうので、毎日の天気チェックは欠かせないようです。
 
 

ほぐして袋詰めは手作業です。
ほぐして袋詰めは手作業です。
切干大根はシート状に保管されており、袋詰めする際にほぐす作業があります。この作業が想像以上に大変で、なおかつ機械化が難しいため、手作業で行っています。
皆さま丁寧かつスピード感をもって作業されていて袋詰め一つとっても日々の熟練の技がなせるものだと感じました。
 
 

「割干し大根」の干し風景
「割干し大根」の干し風景
翌日は切干大根を生産している農家さんに大根の刃について教えてもらいました。細すぎると乾燥の途中に風で飛んでしまう、太いと水分が抜けきらない、という経験から今の刃になっていると教えてもらいこだわりを感じました。
また、スーパーマーケットでもあまり流通していない「割干し大根」を作っている農家さんにも伺いました。
生の大根を全て手作業で切っていることに大変驚きました。現在「割干し大根」を生産している農家さんはかなり少なく、貴重な商品であることを改めて実感しました。
 
 

切干大根の需要は増えているものの、高齢化による作付け面積の減少が大きな課題です。
また、今年は切干大根の最盛期である1月の天候不良により干せない日が続き、生産量も減少しています。
これからも皆さまに安心・安全な切干大根を安定的にお届けできるよう努めてまいります。
ぜひお召し上がりください。

視察日

2024年1月

おすすめレシピ

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