寒天
視察日
2023年2月13日
産地名
長野県茅野地方
寒天
晴れた日は一面に寒天が広がります
「角寒天」の生産量日本一を誇る長野県茅野地方に産地視察に行ってきました。
「角寒天」は茅野地方特有の朝晩の厳しい冷え込みと、日中の暖かさの自然環境を活かして製造されています。
そのため1年の中でも12月~2月の約3ヶ月しか製造されません。また、「角寒天」1本ができあがるまでには約20日間かかります。
「角寒天」は茅野地方特有の朝晩の厳しい冷え込みと、日中の暖かさの自然環境を活かして製造されています。
そのため1年の中でも12月~2月の約3ヶ月しか製造されません。また、「角寒天」1本ができあがるまでには約20日間かかります。
雪が降ると寒天が固まらないため製造が遅れてしまいます
角寒天はてんぐさ・オゴ草を煮溶かしてのりを取り出しています。煮終わった寒天液を濾過して固める際に流し箱に入れて固めますが今の長さは自然環境でも飛んだりしないちょうどいい長さだそうです。
先人の知恵はすごいですね。その後自然環境で凍結・乾燥を繰り返しますが今年は2月上旬に茅野地方でも雪が積もりいつも以上に製造が遅れてしまったようです。
先人の知恵はすごいですね。その後自然環境で凍結・乾燥を繰り返しますが今年は2月上旬に茅野地方でも雪が積もりいつも以上に製造が遅れてしまったようです。
完成した棒寒天
最盛期には茅野地方だけで240件程あった角寒天の製造会社も現在は9件ほどになっているようです。天候の見極めや寒天の荷下ろしなどの重労働もある大変な作業が多いですが天然で作る角寒天は固くなりすぎず使いやすいため
最近ではアイスクリームやヨーグルトの凝固剤の代わりに使われるなど、意外に身近に寒天は使われています。
最近ではアイスクリームやヨーグルトの凝固剤の代わりに使われるなど、意外に身近に寒天は使われています。
おすすめレシピ
様々な具材で固める「天寄せ」は地域特有の食べ方です。さらにおススメは野菜炒め!野菜やお肉からでるうま味を寒天が吸い上げて寒天もおいしく食べられます。寒天のおすすめレシピはコチラ!